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筋トレに人生を救われた筆者が、筋トレや仕事、不動産などについて語ります。

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【マーケティング】集客をV字回復させた誕生日マーケティング

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クライアント先である、横浜のサロンのオーナーさんが、
売り上げが大幅に伸びたのでついに2店舗目を出すことになった。

 

このクライアントさんは、最初はとっつきにくかったのだが、
集客方法を丁寧に提案して信頼関係を築いて、
ようやくGOサインをもらえたクライアントさんだったので非常に感慨深い。

 

そして、詳しくオーナーさんに話を聞いて、
「提案した中でどの作戦が一番反響があったのか?」ということを聞いてみた。

 

そこで浮かび上がったのが「誕生日マーケティングは最強」というものだった。

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◆誕生日マーケティングでV字回復◆

このオーナーさんのお店では、連絡先はもちろんのこと、
住所やメールアドレスまで顧客情報をしっかりとためていた。

 

しかし活用方法がわからず、集客にも悩んでいたため
お店をたたむかどうかを真剣に考えていたのだ。

 

なるべく早く結果が出る集客提案をしなくてはいけなかった。

 

そこで私が提案したのが「誕生日マーケティング法」だった。

 

誕生日マーケティングとはその名のとおり、
お客さんの誕生日や誕生月にあわせてメッセージを送り、集客を促すという作戦。

 

最初は「そんなのどこもやってるよ」と半信半疑だったオーナーさんだが、
せっかくの顧客情報を活用してほしい、という熱い説得の元、
GOサインを取り付けて実用に踏み切った。

 

オーナーさんの店舗ではメルマガ配信システムを導入していたので、
事前に考えていたメール内容を入力して送信。

 

結果としては見事に当たり、翌月からリピーターが倍増しただけでなく、
失客したお客さんの多くが再来店を果たした。

それ以後も、同じ内容のメールを定期的に配信して、
リピーターを定期的に増やすことに成功。

 

見事に2店舗目を出店するに至ったわけだ。

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◆失客対策にも得意客のフォローにも効く誕生日マーケティング◆

なぜ、誕生日に合わせてメッセージ・DMを送るだけで集客できるのか?

 

その時のメッセージは以下のとおり。

=====================

〇〇さん。いつもご来店ありがとうございます!

 

そろそろお誕生日ですね!
いつもご利用いただいてる感謝の気持ちと、
誕生日をお祝いする気持ちを込めて、ささやかながら
プレゼントをお送りします。

 

このハガキをお持ちいただければ、次回ご来店時に
1000円割引します

=====================

実際はもっと細かいサービス内容なども書いたが、
だいたいこんな感じだ。

 

こんな単純な手法だが、大幅にリピーターを増やすことができ、
さらに失客したお客さんを呼び戻すことにも成功したのだ。

 

なぜ、誕生日マーケティングが有効かというと、答えは単純。

 

それは「誕生日プレゼントをもらって嫌な人はいないから」だ。

 

誕生日は誰にでも1年に1回は訪れる、大切な日だ。

 

1度行ったお店からでも誕生日をお祝いされるのは嫌なことではないし、
そのお店に対してマイナスイメージを持っていなければ、
「こんなに私のことを思ってくれてるお店なんだ」と
思って、より愛着がわく。

 

それが再来店につながるのだ。

 

ちなみに、この誕生日メッセージを送ったのは、
「過去1年間に1回以上来店してくれたお客さん全員」を対象とした。

 

狙いは大きく2つ。

1つは失客したお客さんを呼び戻すには誕生日が最高の機会だから。

2つめはお得意さんになっているお客さんをフォロー・満足度を向上させるのに最適な方法だから、だ。

 

この狙いどおり、お得意さんの来店頻度が向上しただけでなく、
失客したお客さんを呼び戻すことに成功したので、
売り上げが伸びて、2店舗目を出すに至ったのだ。

 

もちろん、2店舗目でも同じマーケティングを使うことになっている。

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いかがだっただろうか。

 

ここまでは完全に私の成果自慢である。

 

ちなみに、打ち合わせをしている最中にも、
この誕生日メッセージからの半年ぶりに再来店するお客さんから予約が入ったそうだ。

 

だが覚えておかなければいけないのは、
このオーナーさんはしっかりと顧客情報をためていたのが、
アドバンテージだったことである。

 

仮に顧客情報をためていなければ、
リピーターにアプローチする方法を見いだせずに、
広告を出して新規客を追い続けることになっていただろう。

 

やはり商売の要は、新規をとることだけでなく、
リピーターを育てることと、失客を防ぐことだ。

 

これから自分でビジネスを立ち上げていくつもりなら、
新規客を追いかけるだけでなく、
既存顧客への手厚いフォローに、
誕生日マーケティングをぜひ取り入れてみてほしい。

 

今回はここまで。

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