ネットワークビジネスでは不労所得(権利収入)は作れない?
不労所得。
サラリーマンであれば、だれもが一度はあこがれる収入形態だ。
不労所得を得るには、サラリーマンの労働収入以外の道を作らねばならない。
例えば、投資でロイヤリティを発生させたり、発明で特許をとったり、出版で印税を手に入れたり、アフィリエイトで自動的に売れる仕組みを作る、といった方法だ。
そして、一般的にはネットワークビジネスでも不労所得(権利収入)を
手に入れられる、と言われている。
私は、過去にネットワークビジネスの世界にいたことがあるし、
現役でやっている人ともまだ交流がある。
だから、多少はこの業界について知っているわけだ。
そこで、今回は「ネットワークビジネスでは不労所得は作れるのか?」
ということについて話そうと思う。
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◆ネットワークビジネスでは大半が自転車操業にならざるを得ない◆
投資をはじめとした他の不労所得とネットワークビジネスの大きな違いとは何だろうか?
例えば、投資では事業や株式といった「モノ」にお金を投じて、
お金にお金を生んでもらうことが大前提だ。
また、発明や印税の場合は「知的財産」がお金を生み続けるし、
アフィリエイトの場合はサイトがお金を生み続ける。
このように、これらの不労所得はモノや目に見えない知識といったものが
お金を生み続けるものである。
一方のネットワークビジネスでは”人間”というナマモノを扱う。
確かに、ナマモノなので爆発的に利益を伸ばす可能性もある。
しかし、それはピッタリとハマった時くらいで、
だいたいの人は結果が出せずにモチベーションが落ちたり、
不満をためてしまうので、放っておくとグループが崩壊を始める。
だから、定期的にテンションを上げさせるためにセミナーを開いたり、
アップラインの強烈なカリスマ性でもって、グループをつなぎとめる、
といった工夫・努力が必要になる。
グループのテンションを維持することが重要になっていくのである。
定期的にメンテが必要だが、ナマモノのメンテと比べれば、コントロールはしやすいし、あまりカロリーはかからないだろう。
◆完全に手放しで生きていくには、相当なボリュームが必要◆
収入を発生させ続けているネットワークビジネスのリーダーも存在する。
私が知る限り下記の3つに集約されると思う。
そもそもビジネスの経験があったことで、
コツや感覚の部分でアドバンテージがあったと思われる。
中には【普通の主婦で…」という成功者もいるだろうが、
時代的な追い風を受けた可能性は高いだろう。
ルール上は不労所得を手に入れられる可能性はある。
それによって得られたご縁はこれからも大事にしていくつもりだ。