筋肉にありがとう

筋トレに人生を救われた筆者が、筋トレや仕事、不動産などについて語ります。

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いじられキャラといじるキャラ、どっちがお得?

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私の年下の友達であるN君は、めちゃくちゃかわいげのある男だ。

 

本人としては「カッコいい」「センスが良い」と思って
とっている行動や発言が、ことごとくズレており、
そこを周りがつっこみを入れて盛り上がっている。

 

だから、私はNくんについては「滑り芸のリーダー、すべリーダー」
だと認識しており、周囲の仲間からもそう認識されているのだが、
どうやら本人にとってはそれが面白くないらしい。

 

本人にとっては、自分が傷つかない立場を保ったうえで、
自分が目立って笑いを取りたいそうなのだが、
自分の行動が笑いのネタになっていることに納得がいっていないのだ。

 

若さゆえの反骨心なのかもしれないが、非常にもったいない認識だと思う。

 

程度にもよるが、ちょっといじられたくらいで
嫌そうな顔してしまうのは器が小さい証拠だ。

そもそも、いじられキャラというのは、非常に美味しいポジションである。
 
自分は全く努力をすることなく無条件でグループの中心に据えられて、
みんなから愛されるマスコットキャラになれる花形ポジションだ。


いじられキャラになるには、誰からも愛されるような愛嬌と、
個性の強さ、そして華やかさが必要だ。
 
愛される才能がある、とでも言おうか。
 
お笑い芸人でもツッコミよりもボケの方が人気が出やすいように、
ただ存在するだけでボケられるというのは、人気者になるうえでの
大きなアドバンテージを有していることになるのだ。
 
一方で、いじるキャラというのは花形ポジションに見えるが、
非常にバランス感覚が求められる。
 
いじり方を間違えればただのいじめになってしまうし、
そもそも、いじって許されるくらいのポジションを確立していないと、
ただの調子コキ野郎にしかならないのだ。
 
このように、いじられキャラというのは、
非常に稀有な才能の持ち主であることが多いし、
それを嫌がるのは大きなチャンスを不意にしていることと同義だ。
 
一度いじられキャラを嫌がってしまうと、
全体の空気は白けてしまい、その後はいじろうとする人はいなくなり、
結局没個性的な一人、という役割に収まってしまう。
 
これは非常にもったいないことだ。
 
ぜひとも、Nくんには一皮むけてすべリーダーとして君臨してほしい。
 
私の存在をかき消すほどの器を持つNくんには本当に期待している。
 
今回はここまで。
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