筋トレでの弱点は、性格の弱点と同じ?
筋トレには大きく分けて、押す動作と引きつける動作の二つがある。
例えば、押す動作とはベンチプレスや、ショルダープレスなどで、
主に体の表側を鍛えることができる。
一方、引きつける動作とはデッドリフトやラットプルダウンなど、
主に体の裏側を鍛えられる。
押す動作が得意だったり、引きつける動作が得意だったりと、
個人差というものが、当然存在する。
ちなみに、私は引く動作が得意で押す動作が苦手だ。
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◆得意種目に性格や人生が出る?◆
筋トレと同じように、私はこれまで「引きつける」ことが多い人生だったと思う。
例えば、2つの不動産会社の社長さんとの出会いや、ネットワークビジネスの親分(もうやめちゃったけど)、これまでに付き合った彼女など…
私が売り込んで縁を作ったというよりは、何か引きつけるようにして、
縁が出来上がっていった感がある。
これはこれで幸せなことだと思う。
一方、私は「押し」が弱い。
自分をアピールして売り込むのが苦手だったり、決め手に欠けることで
チャンスを逸したことも多々あったのだ。
これは筋トレで押す動作が弱いことと似ている。
逆に、プレス系の種目が強い人は、とにかく押しが強いイメージがある。
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◆自分の強みを伸ばし、弱みも育ててバランスをとる◆
このように、筋トレでは自分の筋力的・性格的な弱点の両方が明確にわかる。
弱点が明確にわかれば、あとはそれを克服していけばいい。
「押しが弱いなぁ」と思えば、プレス系種目を重点的にやればいいし、
「引きがないなぁ」と思えば、プル系種目を重点的に鍛えればいい。
その一方で、自分の強みを伸ばしていくことも重要だ。
強みこそが、あなたのもっとも伸ばすべきポイントだからだ。
こうして、二つの面を鍛えることでより人間的にバランスが取れて、
より自由にやりたいことを実現できるようになるのではないかと思う。
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◆体を鍛えて心のバランスも整えよう◆
このように、筋トレひとつとっても、いろんな面から考えることができる。
一部分だけ鍛えていると体のバランスが崩れるように、
いろんな種目に取り込むことで、心のバランスもとることができる。
だから、あなたも筋トレで自分の強みと弱みを明らかにして、
バランスよく自分を鍛えてみてはいかがだろうか?
今回はここまで。