【まさかの精神論】「根拠なき自信」を身につけるためにも筋トレを!
いろんな成功哲学や成功者、経営者から恋愛マスターに至るまで、
いろんな成功の秘訣の一つとして必ず挙げるものがある。
それが「自信」だ。
「成功者は、成功しているから自信があるんじゃない、自信があるから成功しているんだ!」とか言っている人もいるくらいだ。
「なるほど~」とは思うものの、いきなり何もないところから「自信を持て」と言われても、難しく感じる人の方が多いのではないだろうか?
そこで、今回は「自信」というテーマについて話そうと思う。
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◆なぜ、自信がないのか?◆
「自信を持て」と急に言われても自信を持てないのはなぜだろうか?
そこで、思いつく限り自信が持てない理由についてリストアップしてみよう。
・経験がないから
「経験したことがないから失敗が怖い」
これが最も多いパターンではないだろうか。
チャレンジした結果、クソミソにたたかれて心を折られることもあるだろう。
誰だって未経験のことにチャレンジするのは怖いのである。
・他人の目を気にしてしまうから
「こんなことやっちゃったらどう思われるだろう」そんなことを考えていては何もチャレンジできないし、チャレンジができないから成果も出ない。成果が出ないから自信がない、というスパイラルに陥っているパターンだ。
・ついつい人と比べてしまうから
人は生まれてからずっと、競争社会にさらされて生きてきた。
その習慣で他人が気になってしまい、他人が凄く見えてしまうのだろう。
・幼いころからの環境が原因
親御さんに「なんであんたはできないの!」とか言われて育ってきたら、確かに自信なんて育つ余地もない。
他にも細かいケースを挙げればいろいろあるだろうが、こんな感じだろう。
確かにどのケースも深刻なように見える。
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◆自信の正体とは?◆
では、”自信がある人”一人一人にインタビューしていったり、観察してみると、
全員が”自信を持てない要素”を持っていない人たちなのだろうか?
そんなことはないはずだ。
全員が未経験でチャレンジを始めたはずだし、
他人の目を気にして生きていたこともあるはずだ。
もちろん、全員が教育的にパーフェクトな親御さんに恵まれていた、ということもないだろう。
彼らが共通していたのは”根拠のない自信”を持っていたからだ。だから成功したのである。
巷でよく聞かれる、この”根拠のない自信”というもの。
これを求めてさまよっている人もいるくらい重要なものなのだが、
考え方によっては誰にでも持っているものである。
例えば、めちゃくちゃネガティブな人に
「君だって成功できるよ」というと、必ず
「いや!そんなことはないね!」という。
根拠を聞いてもよくわからない答えが返ってくるが、
とにかく根拠はないが”絶対に成功しない”という自信があるらしい。
このように、根拠のない自信というのは見方によっては誰もが持っている。
そして、この”根拠のない自信”というのは文字どおり、
”根拠がない”ので絶ちようがないものなのである。
単純に、その自信がポジティブを向いているか、
ネガティブを向いているか、の違いしかないのだ。
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◆”根拠のない自信”を持っている人の頭の中◆
「自信に根拠がない」ということに気付いている人の頭の中身はこんな感じだ。
→根拠がないので、仮にどんな状況でも自信を持ってても許されることに気付く。
→この自信は絶ちようがない。盗まれることもない。
→失敗もするが、常に自信があるので成功するまでチャレンジする
→「やっぱオレできるじゃん」
→結果として自信がつくスパイラル
反対に”自信がない人”は「根拠がないから自信がない」と考えるのでこうなる。
→自信がほしい
→根拠を求める
→根拠はチャレンジの結果であり、他人の評価に根差している
→結果他人の評価を気にする
→チャレンジが怖くなり、”根拠”が身につかない
→「なんかだめかも…」
→以下繰り返しで自信がつかないスパイラル
こうして、自信を持っている人と自信がない人の差は開いていく一方なのである。
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◆根拠のない自信を持つために筋トレしよう◆
”根拠のない自信”が、どれだけ重要か頭で分かっていても、
体がわかっていないこともあるだろう。
そこで、根拠のない自信を持つお勧めの方法がある。
もうおわかりだろう。筋トレである。
筋トレをすると、テストステロンやノルアドレナリンという物質が分泌され、
競争心や闘争心、そして自信に満ち溢れた思考になる。
特に、ウエイトトレーニングをすると、強烈な刺激が体中に与えられるので、
考え方もエキセントリックになる。
「今の俺はだれにも止められない」
「誰でもかかってこい」
「この重さを持ち上げられる俺なら何でもできる!」
最後のは若干根拠交じりではあるが、理屈抜きでこんな頭になるのだ。
きっと、テストステロンやノルアドレナリンが分泌されることで、
”生物として”強くなった気がするのだろう。
実際にジムでトレーニングをしている人はもともと何かコンプレックスを抱えていて、それを克服するために筋トレにハマった人も多い。
また、アメリカでビジネスに成功しているビジネスマンも、
最終的には筋トレにハマることになるようだ。
ビジネスで成功している彼らも「もっと生物として強さ=自信がほしい」
と考えて筋トレに励んでいるのだろう。
このように、根拠のない自信というのも気分の問題なので、
ぜひ体を鍛えて”根拠のない自信”を手に入れてほしい。
公営のジムなら1回300円で手に入るので、クソ高い自己啓発セミナーに行くよりもリーズナブルだし、維持しやすいだろう。
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いかがだっただろうか。
筋トレを進めながらも、結局のところ「自信とは気分の問題」と
精神論で力技で押し切らせていただいた。
それでは、私も自信を注入すべく、今からバーベルと向き合ってこようと思う。
今回はここまで。