増量と減量、どちらがきついのか?
私はいま、5月のグアムに向けて減量をしている。
減量、というとあなたはどんなイメージを持つだろうか。
食事を節制して、めちゃくちゃ運動をするイメージを持たれただろうが、
決してそんなことはない。
多少食事に気を付けながら、普通に過ごしているだけで順調に体重が減っている。
なぜなら、筋トレによってある程度筋量があるので、
基礎代謝が高いからだ。
これは普通に考えれば、羨ましいと思われるかもしれないが、
グアムさえなければ、本来はもっと巨大な体にするために、
増量中なはずである。
そこで、今回は増量と減量の両方をやって比較してみた結果、
どちらがきついのか、ということを話そうと思う。
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【増量の方が難しい】
これは経験上、圧倒的に増量の方がきつい。
もちろん、ボディービルダーやボクサーのような極限の減量までいくと、
話が変わってくるが、一般的なレベルの減量と増量を比較するなら、
間違いなく増量の方が難しい。
なぜなら、筋トレをして筋量を増やしていくと、基礎代謝が上がるからだ。
つまり、通常のエネルギーの消費量が上がっていくのである。
この状態になると、勝手に脂肪を燃焼しだすので、
筋肉がつけばつくほど減量は簡単になる。
あとは暴飲暴食にさえ気を付けていればいい。
一方、筋量を増やしながら増量をする、ということは、
消費カロリー以上のカロリーを摂取し続けなければいけない。
消費カロリーの方が多いと自然と体重も筋量も減ってしまうからだ。
つまり、こんな感じのスパイラルに陥る。
筋肉がつく→代謝が増える→食べないと筋量を維持できない
→食べる→筋トレで筋量増やす→代謝が上がる→以下繰り返し
→食べる→筋トレで筋量増やす→代謝が上がる→以下繰り返し
こうして増量無間地獄に突入するわけだ。
「好きなだけ食べれていいじゃん」と思うかもしれないが、
それは正しい表現ではない。
「好きな量をはるかに超えた量を食べなければいけない」のだ。
例えばいくらステーキが好きだといっても、500gとかものすごい量を、
毎日食べ続けなければいけないのだ。
毎日食べ続けなければいけないのだ。
もはや、食べ物を見ることすら嫌になるレベルだ。
「筋肉をつける」には、非常に苦しく膨大な苦労が陰にあるのだ。
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おわかりいただけただろうか。
減量よりも増量の方がハードルが高いのだ。
筋肉は簡単につかない。
放っておくと筋量が減ってしまうので、
自転車操業のようにトレーニングし続けるしかない。
自転車操業のようにトレーニングし続けるしかない。
だから「筋トレすると、すぐに筋肉が付いちゃう」とか言ってる女子は、
たいがい脂肪の方が多めについてるだけなので、安心して筋トレしてほしい。
今回はここまで。